静脈認証

今日を逃すと静脈認証できなくなっちゃうよ,ドキドキ(そんなことないけど).


17時半頃宿舎に戻ると,静脈認証登録説明係みたいな人がいた.
静脈を認証する機械は,手が入れられるようになっていて,中に2本の棒があった.
その棒の間に中指を入れて,薬指と人差し指で挟む.
そして,棒が指の付け根に当たるところまで手を入れて,そこで上に手を挙げると,ちょうど手の甲がぴたっと上にはまるようになっている.
どうやら,そこで手の静脈のパターンを読み取っている模様.
実際は,静脈認証以外に6桁の番号(建物コード2桁+任意の4桁)を入れるようになってる.


昨日のバイオメトリクスで聞いたことを思い出した.
確か,バイオメトリクスは2種類あって,1つは本人であるかを認証すること.
もう1つが誰であるかを特定すること.暗証コードがあるおかげで前者に落ち着いたわけですか.


そういうわけで,とりあえず,登録作業に取りかかってみた.
まず,暗証コードを入力して,係の人に言われた通りに手を2回入れて登録.
しかしなぜか,失敗.
再チャレンジ.
2回手を入れて登録.またもや,失敗.
係の人が言うには「その暗証コードは既に誰かが使っているかもしれないから変えて下さい」というわけらしい.
そうかい,誕生日は・・・.


暗証コードを変えて再チャレンジすると,すんなり登録が完了した.
さて,それじゃあ実際に認証できるかどうかを確認.


COM「認証できません」


もう一回.


COM「認証できません」


もう一回.


COM「認証できません」


もう一回.


COM「認証できません」


ふしあなかぁ?


とりあえず,これでは困るということで,係の人が自分のやつの精度を緩くしてくれた.
今度は1回で成功した.
6桁の暗証コードがもれたら,誰でも認証通っちゃったりして.
これは,もう立派なセキュリティホール


明日から実運用が始まるわけだけど,ちゃんと認証できるか不安ですわ.
誰かが扉を通るのを待ちぼうけ.